社団法人日本バレエ協会 会長ご紹介
薄井 憲二 (うすいけんじ)

 大正13(1924)年生まれ。東京都出身。16歳で東勇作に師事してバレエを始める。東大経済学部在学中に出征、終戦後4年間のシベリア抑留生活を経て帰国。東大復学と共に東勇作バレエ団に復帰。ヴィタリー・オシンズ、アレクセイ・ヴァルラーモフ等に師事。以後、古典作品・創作作品を問わず幅広く舞台、テレビ等で活躍。
 現役引退の後はモスクワ、ヴァルナ、ペルミ、ジャクソン等世界的に有名な国際バレエ・コンクール審査員、ロシア国立ボリショイ・バレエ・アカデミー名誉教授等を歴任、またクラシック・バレエを中心とする西欧舞踊史研究の第一人者として国際的に知られ、著書、訳書も数多い。
平成14年より日本バレエ協会副会長を務め、平成18年より会長就任。
 平成18年紺綬褒章受賞。その他、橘秋子賞、蘆原英了賞、兵庫県文化賞他賞歴多数。

主な著書:「バレエ その発生から現代まで」(音楽ノ友社)/「バレエ千一夜」(新書館)/「キエフ・バレエ くるみ割り人形」(音楽ノ友社) 他
主な翻訳:「バレエ」(みすず書房)/「バリシニコフ・オン・ブロードウエイ」(新書館)/「踊る大紐育 ある日系人ダンサーの生涯」(晶文社) 他

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