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 ノボシビルスクバレエ
 学校のご紹介
学校の歴史 

 ノボシビルスク・バレエ学校はノボシビルスク州が統括する国立バレエ学校としてソ連時代の1957年に設立されました。もちろんノボシビルスク・バレエ団の団員養成が主な目的です。
 設立当初こそモスクワやレニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)から教師を招いていましたが、現在はノボシビルスク・バレエ学校→ノボシビルスク・バレエ団出身の教師が数多く教鞭をとっており、名実共にシベリア地区最高の名門バレエ学校としてその名を知られています。
 毎年シベリア地区のみならずロシア全土、あるいは旧ソ連の各国、そして世界各国から集まる入学希望者達による入学試験の競争率は時に十数倍にも達し、厳しくも楽しい学校生活を経て優秀なプロフェッショナル・ダンサーが数多く巣立って行きます。
優秀な卒業生達
 ノボシビルスク・バレエ学校の卒業生の多くは主にノボシビルスク・バレエ団に入団しますが、それ以外にもロシア各地の有名バレエ団、たとえばモスクワ・クラシック・バレエ団、ロシア・バレエ団、ユーリ・グリゴローヴィチ率いるクラスノダール・バレエ団など、の他、世界各国のバレエ団で活躍中の卒業生が数多くいます。
 もちろん全ての卒業生が上記の様な有名バレエ団に入団できる訳ではありませんが、入団率の高さはロシアではワガノワ・バレエ学校、モスクワ・ボリショイ・バレエ学校、ペルミ・バレエ学校と並んでビック4に数えられる程です。
 またローザンヌやヴァルナ、モスクワといった有名バレエ・コンクールの入賞者も数多く輩出しており、ロシアのバレエ関係者の間でのノボシビルスク・バレエ学校卒業生の評価には非常に高いものがあります。
 右の写真は共にノボシビルスク・バレエ学校を卒業し、現在ノボシビルスク・バレエ団でプリンシパルを務めるヴィタリー・ポロヴ二コフ(右)とソリストの未央ポロヴ二コワ(左)夫妻ですが、彼女以外にもノボシビルスク・バレエ学校を卒業して活躍中の日本人ダンサーが数多くいます。



16才クラス(高校1年生)・授業の一例
 8:30 〜  9:15 演劇史
 9:25 〜 10:15 美術
10:25 〜 12:00 クラシック実技
12:20 〜 13:40 バレエ史
14:30 〜 15:10 クラシック実技
15:30 〜      作品リハーサル

  留学生を志すみなさんへ <留学のためのオーディションを通過して頂く必要があります>
長期留学

 もちろんロシア語に不自由な日本人留学生は、全てがロシア人生徒と同じというわけにはいきませんが、基本的には実技以外も現地生と同じ教科を受けて頂きます。よく耳にする様な「日本人専用クラス」を別に設けて周りの生徒は全て日本人ばかり、という様な事はありません。あくまでも学校が考える理想のバレエ教育理念にのっとって優れたダンサー育成を目的とした授業を行います。
 その分、最初は言葉で苦労するかもしれませんが、身につくものは実技だけの留学に代えられないものがあります。


必修科目
実技系:クラシック(週2回ポアント・レッスンあり)/デュエット/キャラクター/演技(マイム)/宮廷舞踊/舞台メイク実技
学科系:ロシア語/バレエ史/演劇史/音楽史/美術史/社会/経済
※その他、週3回自分の希望するレパートリーのヴァリエーションの個人レッスンを受けられます。
※希望者はクラシック基礎の個人レッスンを受けられます。

学費等
9月から翌年6月を1年として履修します。(延長可)

学費:年額約6,000ドル<対ルーブル・レートにより変動>
<入学時3,000ドル、翌年1月に3,000ドル納入>
短期留学

 現在中学や高校・大学に在学中で、日本の学校に籍を残したまま期間を限定して、特に集中的に実技を学びたい人には短期留学をお勧めします。
 基礎からもう一度徹底的に学びなおしてみたい方、自分の弱点や欠点を矯正したい方などに向いています。
履修科目
上記長期留学の場合の必修科目の内から自分が特に勉強したい科目を選択して履修します。

学費等
1ヶ月単位が基本。(延長可)

学費:月額約670ドル<対ルーブル・レートにより変動>

※上記の学費には宿泊費(学校の寮)、食費(3食+おやつ)、及び学内で収まる範囲の医療費が含まれています。(渡航費用、及びヴィザ取得費用は別途個々のご負担となります。)
  留学生活
 
 物価は日本に比べて大変安いので、月に50ドルほどのお小遣い費用があれば生活に困ることはありません。

 また留学コーディネーター兼バレエ団ソリストの未央ポロヴ二コワ夫妻が現地に在住しておりますので言葉や環境に慣れない当初も安心です。
 尚、冬の気候は大変屋外では厳しいものがありますので、防寒衣類などは十分にご持参下さい。また、稽古着、シューズ類などは日本程種類が豊富ではありませんので、使い慣れたものがあれば多めにご持参下さい。