The 26th
THE CHIEKO HATTORI BALLET PRIZE WINNER
第26回服部智恵子賞受賞者
 
森田健太郎 (もりたけんたろう)
KENTARO MORITA

 高知県出身。立脇千賀子のもとでバレエを学ぶ。1990年、全国舞踊コンクール・ジュニアの部、全日本バレエコンクール・シニアの部で共に第1位受賞。93年、スロバキア共和国国立劇場の招聘により「白鳥の湖」に主演。95年、ミュージカル「回転木馬」(ケネス・マクミラン振付)に出演。同年、文化庁芸術家在外研修員として英スコティッシュバレエに留学。翌96年、 同バレエ団にソリストとして入団し、「ロメオとジュリエット」「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」などに主演する。

1998年に帰国、牧阿佐美バレヱ団に入団する。以降、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「ロメオとジュリエット」「ライモンダ」「ジゼル」「くるみ割り人形」「リーズの結婚」「三銃士」「ホフマン物語」など多くの作品に主演するほか、重要な役柄を数多く務める。またローラン・プティ振付「ノートル・ダム・ド・パリ」の日本初演で主役カジモドに抜擢される。

新国立劇場バレエにも帰国直後から出演し、「白鳥の湖」「ラ・バヤデール」「ロメオとジュリエット」「ラ・シルフィード」など多くのクラシック作品に加え、ローラン・プティ振付「こうもり」に主演する。20082月、米国ワシントンのジョン..ケネディーセンターで開催されたフェスティバル「ジャパン!カルチャー+ハイパーカルチャー」に招かれた新国立劇場バレエ団初の海外公演で、「ライモンダ」に主演する。安定した技術と卓越した表現力を備えたダンサーとして、常に高い評価を得ている。

1998年「オン・ステージ新聞」新人ベストワン、99年村松賞大賞、01年橘秋子賞優秀賞を受賞。

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