「ザ・チャレンジ」について
TRIAL EXHIBTION FOR YOUNG DANCERS  THE CHALLENGE
 我が国のバレエは、基本的には民間のバレエ教室と民間のバレエ団によって支えられています。欧米の様に国や地方自治体の運営するオペラ・バレエ劇場とそれに附属するバレエ団、バレエ学校が数多く存在し、わざわざ高い費用を負担して外に借りなくてもいつでも踊れる舞台(劇場)を伴っている環境とは異なり、我が国でバレエを学ぶ若いみなさんは、その熱心さに比較して、実際の舞台を踏める経験というのは、本当に限られているのが現状jなのです。
 多くの場合バレエ教室の発表会というのは1年とか1年半間隔で持たれるのですが、それだけであれば例えば10年間バレエを学んでいても、10回本物の舞台を踏めれば良い方、という事になってしまいます。これではダンサーとしての経験は圧倒的に不足で、日本バレエ協会では支部単位での公演や、ブロック(都道府県別)別の公演、そして「全国合同バレエの夕べ」あるいは「子どもバレエ・クリスマス」などの公演を企画して、特に若いみなさんに舞台経験を積んで頂く為の努力をしております。
 この「ザ・チャレンジ」も、そんな企画の一環として平成16年(2004年)に始められた公演、と言うより文字通り若いダンサー達のための「挑戦」の舞台です。
 例えば若いダンサー達が、大きく飛躍するきっかけとなる契機にコンクールがあります。しかし本番舞台の経験が少ないと、その大きなチャンスに緊張して本来の実力が発揮できない事が往々にしてあります。
 そこでそんな若いみなさんに所謂“舞台度胸”を養って頂くのと同時に、今までの訓練の成果を試す機会として、2分間という時間<作品は2分程度のヴァリエーション、若しくは創作作品を原則とします>ですが、観客や同じくバレエを学ぶ各地から集まった仲間達の前で踊り、自分の技を披露し、互いに刺激し合う機会としてこの会は企図されております。
第3回(2006年) ザ・チャレンジ

開催日時:平成18年6月10日(土)   
会場:メルパルクホール(東京都港区芝公園内)

参加内容:作品=クラシックのヴァリエーション(時間制限無し)
もしくは創作作品(7分以内)
参加資格:本人もしくは師事する先生が日本バレエ協会員である個人、もしくはグループ。

カテゴリー:ジュニア=13才〜18才   シニア=19才以上
参加費用:
クラシックのヴァリエーションの場合 : 30,000円(自由席2,500円のチケット10枚が支給されます)
創作作品の場合 : 30,000円 〜 70,000円(持ち時間による。詳しくは要項参照。各相当するチケットが支給されます)
出 演:
ジュニアの部  
出演:22名20作品
シニアの部    出演:39名20作品

制作担当:漆原宏樹/赤城 圭/遠藤展弘/高木俊徳/橋浦 勇/吉安治子




第2回(2005年) ザ・チャレンジ

開催日時:平成17年7月9日(土)   
会場:メルパルクホール(東京都港区芝公園内)

参加内容:作品=クラシックのヴァリエーション(時間制限無し)
もしくは創作作品(3分以内)
参加資格:本人もしくは師事する先生が日本バレエ協会員である個人、もしくはグループ。
カテゴリー:ジュニア=13才〜18才   シニア=19才以上
参加費用:30,000円(自由席2,500円のチケット10枚が支給されます)

出 演:
ジュニアの部  出演:24名24作品
シニアの部   出演:36名20作品

制作担当:漆原宏樹/赤城 圭/遠藤展弘/高木俊徳/橋浦 勇/吉安治子






第1回(2004年) ザ・チャレンジ

公演日:2004年(平成16年)7月21日(水)・22日(木)
会 場:メルパルクホール
参加内容:作品=クラシックのヴァリエーション(時間制限無し)
もしくは創作作品(3分以内)
参加資格:本人もしくは師事する先生が日本バレエ協会員である個人、もしくはグループ。

カテゴリー:ジュニア=13才〜18才   シニア=19才以上

参加費用:30,000円(自由席2,500円のチケット10枚が支給されます)



7月21日
ジュニアの部  出演:18名18作品
シニアの部   出演:30名19作品

7月22日
ジュニアの部  出演:19名19作品
シニアの部   出演:17名16作品
照明:村田 徹    音響:佐々木英広
チーフ・プロデューサー:漆原宏樹 
補佐:赤城圭/遠藤展弘/高木俊徳/橋浦 勇/吉安治子